「めだかボックス(15)」読了。

めだかボックス15巻読了。

善吉はどうすればめだかに勝ったことになるのか？
裸エプロン同盟による委員会連合乗っ取り計画〜赤黒七並べ対決開始〜決着
そして番外編グッドルーザー球磨川
を収録。

まず本編。
善吉の葛藤も当然見所ですが、やはり球磨川。
赤黒七並べではほとんど活躍してないにも関わらず、抜群の存在感でした。
喜界島もいい味出してて、満足満足。

そういえば、安心院さんの問題発言、
「十巻以上続くコミックスは惰性」
に続くセリフ、
「既にそれを三冊もオーバーしてやがる」
が、しれっと「五冊」に変更されてました。
抜かりねえな！

そしてグッドルーザー球磨川。
須木奈佐木咲はここで初登場してるのね。
多分16巻にビーストアイドルとして再登場しますが。
しかし彼女、割と深刻にヤバいスキルホルダーですね。
支配者を支配するスキルって。
安心院さんは「支配しようとする気持ちを支配するスキル」と言い直していましたが。
それって相当致命的というか、どうにもならねえんじゃねえの？
・・・まぁ、「大嘘憑き」を持った球磨川には及ばないんだろうけども。

そんなわけで盛りだくさんの15巻でした。
おまけページも14巻より充実してたように思いますよ。

そして、来月・再来月は小説版上下巻が発売。
その次の月には本編16巻が発売予定。
圧倒的物量・・・っ！
楽しみではありますがね。

「咲-saki-(9)」読了。

咲9巻読了。

9巻全体を通して、どうもダイジェストのような印象が強い。
優希の試合はまだしも、まこの試合の端折られっぷりとか尋常じゃないぞ。
好きなのになー、まこ。

となると、どうしてもメインであるはずの麻雀部分が弱くなる。
本作の読者は麻雀ファンより萌え系ファンが多いのだろうから、ある程度仕方ないけど。
それにしたって、麻雀要素薄すぎるよなー。
1局が1話で終わるとか有り得ねえ。

そもそも、麻雀って4人で打つものじゃないですか。
特に今やってる全国大会ってのは各地の猛者が集まるもので、みんな強いはず。
なのにそれを全く見せることなく、静かに勝ち負けだけが報告されるわけです。
そんなことじゃ対戦相手の名前はおろか、高校名さえも覚えられません。
多分ね、みんなそれぞれにキャラが作りこまれてるんだと思うよ。
もったいない。
今どんな奴と戦ってて、どんな場面で、どうやって勝つか？
最低限それくらいは分かる作りにして欲しかった。
地方大会編(7巻まで)は、そんなことなかったのにな？
天江衣とか龍門渕透華とか、ステルスモモとか池田とか、インパクトあったのに。
何だか色々と噛み合ってない気がします。

あと、スピンオフとして阿知賀編ってのが始まったみたいですが、そちらは未読。
多分そっちとのリンクなんだろうな、という部分がちらほらありましたが
残念ながらサッパリ意味不明でした。
憧って誰やねん。

何か悪いとこばかり書いてるな。
いや、いいところもあるんですよ。
画面は相変わらず綺麗だし。
出てくるキャラはみんな可愛くて且つ描き分けもできてます。
今回は特にカラーページも多めで、そういう意味では大満足。
麻雀漫画として、でなければ買って損なしの1冊です。
ただね、僕は、咲って漫画は「麻雀＋萌え」だと思ってるので・・・。
麻雀部分が弱いと、どうしても魅力半減なんですなー。

「もやしもん(11)」読了。

もやしもん11巻読了。

AKB48辺りを皮切りに、やたらと総選挙が流行ってる昨今。
もやしもんも、そのブームに乗ったのか、「ミス農大落とし」総選挙のお話。

いやー、ちゃんと6名全員分のお話を考えた上で実際に投票を募ったんですね。
すげえな。
そして、ちゃんとリアル投票結果を踏まえてああいうラストになりました、と。
うんうん、これは何というか、説得力のある結果になったかな。

そしてもう一本、裏で動いているはずの日本酒づくり。
こちらは12巻以降に決着となるんですかね。
新キャラ・西野さんも絡む気まんまんのご様子。
「後輩」という属性が今後追加されるという流れになるのかな。
期待しています。

しかし、ムトーさんは本当にやばいな！
完全におっさんキャラじゃないか・・・。
オクトーバーフェストの時のカリスマ性はどこへ行ったんだ。