2012年07月30日

「こうして彼は屋上を燃やすことにした」読了。



「こうして彼は屋上を燃やすことにした」読了。
まぁまぁ、面白かった・・・かな?
1冊完結。まさか続きは出ないだろう、という内容。

全体を通して、何やら若い印象。
文章が若干稚拙、という意味と、瑞々しい感性で描かれている、という意味。
若いなぁ!
どうやらこれがデビュー作らしいので、その若さは武器だと思います。

お話のベースは、オズの魔法使いになぞらえたドロシー・ブリキ・ライオン・カカシの
4人の高校生が、それぞれが抱える問題に取り組んでいくというもの。
各人物にスポットを当てた短編4本+αで構成されいます。
この辺は実に教科書通り。
ただ、ブリキ・ライオン・カカシの話がとにかく暗い。
じめっと暗い。
そこが気に入るか否かで、評価が大きく分かれそう。
僕は、あんまり好きじゃなかったな!
自作の暗さとはちょっと違う暗さなんだよー。
この微妙なところは、他人には理解できないかもしれない。
全体的に、ドロシーに色々救われてます。色々。

そんなわけで、本作を他人に薦められるかというと、微妙。
どっちかというとオススメできない。
文体そのものにはあまり癖もなく読みやすいので、じめっとした暗さが好きならいいかも。
この作者の次回作ってどうなるんだろう。予測がつかねえ。
タグ:ラノベ 書評
posted by いずみ at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評/小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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