めだかボックス16完読了。
第二部完、なんだってさ。
どこまでが第一部でどこからが第2部だったのか。
と思ってコミックを振り返ったところ、11巻の帯に「第一部、完。」って書いてある。
ちょうど球磨川編が終わったところですね。
ということは、生徒会執行編、十三組の十三人編、球磨川事件編が第一部、
黒神めだかの後継者編が第二部、ということになりますな。
バランス悪っ。まぁいいけどさ。
個人的に今回一番心に残ったのは、キヲテラエの3人のエンターテイメント論。
というか須木奈佐木咲の持論か。
「いつだって私達は 手の届く場所にいる!
私達は大衆文化だ。」
ファンを消費者と断言し、その上でファンを楽しませることを至上命題とする。
自分たちの作品、コンテンツを消費される前提として捉える。
その場限り、瞬間最大風力だけを考えるようなその姿勢は、今の時代の
エンターテイナーとして悲しいかな最善なのかもしれません。
そしてその姿勢は、どうしても西尾維新本人を連想させる。
時代の寵児、ってヤツですね。
それが週刊連載のジャンプに即しちゃってるものだから、消費されて消費されて仕方ない。
そしてそれで本望、という。
なるほどなー。
あとすげえ細かいことなんですけど。
オマケの西尾維新書き下ろし「安心院さんのこれは号外生徒会講座4」の最後付近。
「結局、球磨川くんが第100代生徒会執行部の副会長だった〜」
という記述があるけど、これ第99代の間違いだよね?
あんまり堂々としてるからアレだけど。
100代副会長って、名瀬夭歌じゃねえの?
ま、多分誤記だろうな。そんなこともあるさ。